トンネル事故で思う
ケミカルアンカーとは 要するにコンクリートに穴を開けて
ボンドでボルトを固定するというものです
ボンドだと言っても その種類によっては 確かにかなりの
強度が出るはずなのですが あくまでコンクリートが指定の
強度を保っていたらの話です
トンネルは山の中で 当然水脈があるので その水が
トンネルのコンクリートに染み込んで 内部の鉄筋を錆びさせ
強度を低下させることは充分考えられます
また コンクリート自体の強度も 現場打設だと施工方法により
強度にかなりのばらつきがあると考えられます
私あたりの人間でも この構造 コンクリートにケミカル
アンカーで取り付けてあるだけの構造では キチンと点検を
してメンテナンスしなければ 大変危険な事だと感じるので
かかわっている人たちが どうして危険を感じなかったのかが
大変不思議です
つい忘れてしまう ということでは済まされない重大な事
だということをしっかりと認識してほしいです
こっちもね→社長のひとりごと