台湾の手抜き工事
台湾の地震 震度5でそんなに大きくない地震だったのに
台南市永康区にあった地上16階地下1階建での高層住宅
が倒壊してしまいました
今日現在41名もの方が亡くなられているようで 大変な事件
ですが
問題なのは柱の中から一斗缶や発泡スチロールが出て
きたということです
建設会社が講じ途中で倒産して何とか完成にこぎつけた
といういわくつきの建物だったということです
このように画像がいくつも出てきて一斗缶やスチロールを
入れたのは外観を良くするためとか言われているよう
ですが どう見てもコンクリートをケチるために入れた
としか思えません
これだけ入れるとかなりコンクリートを節約?できます
日本では構造計算によって鉄筋の量が決められていて
一斗缶が入る隙間はないので この台湾の建物は鉄筋量も
かなり少ないと思われます
鉄筋コンクリートの建物は鉄筋の太さと量 それを巻くコンク
リートの強度によって決まるので これらは強度を全く無視
した造りです
台湾の人たちは○国と違ってわりときちんとしたお国柄だと
感じていましたが そうでない人もいるのは当たり前の事
なのでしょうか
ずっと日本の緻密な建築の構造にかかわってきた私たちに
とって信じられないことばかりですが こんな事件によって
私たちの信頼が薄れることを危惧してしまいます
こっちもね→社長のひとりごと