LDKの間取りの考え方 キッチン-1
独立型キッチン-1
注文住宅の間取りを考える時 まずリビングを
どのように配置するかが一番の注目点になるし
一番夢を形にしたいところでもあります
最近のお客様は LDKを一部屋にしたいという
ご要望が多いですが ダイニングとリビングは分け
たいというご要望もあります
LDKの間取りををどのように考えたら良いかを
整理したいと思います
今から20年以上前の時代の住宅ではダイニングと
リビングキッチンが分かれていた住まいが多く
見られました
キッチンの形の違いについてはまた別の機会に書く
としてキッチンが独立している間取りについて
メリットはダイニングやリビングからは見えにくい
ので キッチン周りをきちんと片付けていなくても
良いことがあげられます
食器棚などに扉を付けなくても 収納したものが
ダイニングからは見にくいので 作業効率を一番に
考えることができるということです
お客様がいらっしゃる時は炊事している姿を見ら
れない事もメリットになります
またキッチンや収納の色や 壁の色目やテイストを
部屋独自で決めることができるというのも同様です
料理中の匂いや音がダイニングやリビングにもれ
にくいというのもメリットです
反対にデメリットは 一番に奥様がキッチンで
炊事をしている時 子供さんやご主人様がいても
コミュニケーションが とり辛いことです
特に赤ちゃんの場合は様子を見ながら食事を作る
ということがしにくいので 様子を見るための
小窓を付けたりしました
これを解消したいのでLDKの対面キッチンが多く
なってきたということになります
その他 匂いがこもりやすいとか 配膳するのにダイ
ニングテーブルまでが遠いなどがあげられます
つづく
名古屋で自然素材の注文住宅 平成建設一級建築士事務所 古橋 雄治
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