終の棲家、平屋建てのスタート
名古屋市中村区内の築100年を超えるお住まいを、
終の棲家として、快適で暮らしやすい家に住みたいと、
ご相談をいただきました。
ご夫婦お二人でのお住まいで、寝室は隣同士で別々にしたい、
リビングに続きまとして8畳の和室に広い縁側を付けたい、
トイレは広く、車いすでも対応できるようになどなど、
細かい打ち合わせを重ねました。
建築地は弊社の近くなのですが、この辺りは戦災にも
合わなかったため、道幅が狭いところが多く、工事車両など
大型重機を使いにくいところです。
ただし、敷地はなんと400坪もあり、池や築山、
10mを超える大木が何本も生い茂る、名古屋市内とは
思えないようなところです。
また、大変凶暴な蚊がわんさかいて、敷地調査などでは、
ぼこぼこに刺されました。その後現地に出向くときは防虫スプレー
を体中にふりかけましたが、それでも攻撃してきました。
建て替えにあたり、大木をどうするか?と言う問題ですが、
あまりに大きくなりすぎ、枯葉でご近所にも迷惑をおかけするし、
自分たちでは管理もしきれないし、うっそうとして暗いので、
思い切って伐採、抜根して明るく指定ということになりました。
いよいよ本日より、まずは植木屋さんが、電線にかかっている
枝を除く作業から開始しました。
その部分がぽっかり空くと、秋の青空が視界を明るくしました。
2017.11.14