バブル期の人たち
「同和と銀行」という本を読みました
バブル前からつい最近までの 同和問題を食い物にする部落解放
同盟と暴力団 そして それと癒着した銀行とのやり取りが暴露
されている本です
ノンフィクションで実名の人物が多数登場してています
まさに戦慄の内容というか 良くここまで踏み込んで取材が
出来たと感心してしまいます
バブル期に「地上げ屋」という言葉をよく聞きましたが 当時
私はちょうど建設会社に勤務していましたが 官庁の仕事は
関わっていなくて 民間ばかりだったので このような事には
無縁の世界でした
一声で何億という金が動き その周りに群がるヤクザや銀行員
口利きをする人間・・・結末は悲惨ですが まさに映画を見て
いるような ストーリー展開になっています
「お金」と「権力」に群がる人 特に銀行というものの 本質に
ついて考えさせられる本でした