収入と支出
団体を運営する際にはまず収入の中に支出が収まるように予算を
立ててスタートするのが通常です
会社という団体が典型的で 黒字で利益が出るように計画するし
数人の団体旅行でも赤字にならないように計画を立てます
赤字になってしまうと 当然基本的にこの団体が継続できなく
なります
継続するためにお金を借り 予算に入れて黒字の計画をするのです
その時にお金を借りられなくなると破綻するわけです
小学生でも大体理解できていることだと思います
それなのになぜか日本の国家予算は そのようには計画を立て
ないのです
収入が40兆円を切って35~6兆円になりそうだ という予想を
立てているのに 支出が90兆円近くになるらしいです
昨日赤字は44兆円までに押えると発表していたようです
これどう見てもおかしいですよね だって支出が収入の倍以上に
なっていて その計画でスタートするのですから
でも国債を発行すると簡単に借金ができてしまうので それで
済ませていますが もう何年も前から国債を発行し続けている
のですから いつかは破綻してしまいます
誰でもわかっていることですが 政府は自分達の時代にはまだ
破綻はないだろうと考えて そこに目を向けないようにして
いるのでしょう
±0にしたって今まで発行してきた国債分は残っているわけ
ですから
事業仕分けでも2兆弱しか支出を減らせないようだし もっと
根本的に支出を減らすことを考えないと 本当にまずいのでは
ないかと感じます
確かに景気対策としてはお金を使わなければならないところも
ありますが 国民に一律同じ小遣いを渡したり高速道路料金を
無料にしたりすることがはたして景気対策か???
なんてことを感ること自体が不景気だと言われそうです