注文住宅で和室は必要?-3
前回和室の定義は何かということで床壁天井についての
見解を書きました
今回は和室のその他で まず建具についてです
洋間の場合は木製のドアですが和室と呼ばれる部屋には
襖 障子 戸襖 板戸 があります
それらは取り付ける場所によってどれを使うか決まっていて
障子は通常 広縁と和室などの間仕切り戸に使い 襖は通常
和室と和室の間仕切り戸に使います 押入にも使いますが
押入襖と呼んで区別しています
戸襖は通常 和室と洋室の間仕切り戸に使い 板戸は収納の
扉に使いますが最近は少なくなりました
これらを色々考えていると 昔ながらの本格的和室を造る
場合と 洋間で畳が敷いてあり 襖が使用してあるような
少し和室っぽい空間を造る場合と分けて考えた方が 良さ
そうです
本格和室と洋風和室と呼ぶことにしましょう
最近の注文住宅ではリビングともうひとつ洋風和室を
造りたいというご要望があるので それについての考えを
次回書きたいと思います
名古屋で自然素材の注文住宅 平成建設一級建築士事務所 古橋 雄治
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