潰されそうな家
住宅を造るにはまず土地を確保する必要がありますが 真四角で
南道路で平坦な土地で交通の便が良い・・・なんて言っていると
高額になってしまいます
世界にはそのあたりの発送を逆転して こんなところに住宅を
建てるなんて と驚くような人がいるものです
以前崖の上に建っている住宅を紹介しましたが 今日は崖の
下に建っている住宅を紹介します
スペインのロンダルシア地方にあるセテニルのクエバ住居と
いう所です
土砂崩れで家が潰されたような姿ですが そうではなく もともと
あった崖の間や下に後から住宅を造ったわけです
どうしてこんな所に と考えるのが普通ですが 崖が屋根や壁の
代わりをしていると考えると安価になるかもしれません
地震がおきて崩れるかも なんて考えたらまず無理な立地です
よほど硬い岩盤で 地震などで崩れるなんて事は全く考えられ
ないのでしょう
屋根や壁がこれだけ分厚いと かなりの断熱効果を持っていて
真夏でもかなり涼しいのかもしれません
いくら素晴らしい発想でも日本の建築基準法ではありえない
ですね
平成建設(株) 雄治