獄中の人間学
「獄中の人間学」を読みました
第二次大戦の戦犯として18年間も シベリアと中国で
抑留生活を体験されたお二人の対談のお話です
獄中という極限下での人間の生き様を 冷静な目で観察
されています
例えば 看守に何かとゴマをすってばかりいる者がいたり
家族に会いたい思いが募って そのことばかりを考えている者
その一事に意識が支配されてしまって他のことに反応しなく
なる
人間の脳みそは外部的な刺激に反応しなくなったらおしまいだ
と痛感したといいます
いつ銃殺されるとも知れない極限状態の毎日を 平常心で
生き延びたお二人が そんな中で観察した人間の中から
人の上に立つリーダーに適している資質を提言しています
面白く読む事が出来ました
こっちもね→社長のひとりごと