究極のエコハウス
私たちが住宅を設計する時には まず方位に注目して 南側の
日当たりの良い場所に どんな部屋を配置するかは一番重要な
部分なのですが 方位を悩む必要が無い家がありました
家本体がぐるぐる廻る 冗談のような家です
ドイツのフライブルクのエコ建築家 Rolf Disch氏自らが設計し
1994年から住んでるみたいです
屋上で光って見えるパネルで太陽の向きを追跡して 冬は
フロントの三重ガラスが寒気を締め出すようにグルグル 夏は
反対側の超断熱材で日射をシャットアウトするようにグルグル
年がら年中、室内を快適な温度に保ちます
こちらが回転する歯車の拡大写真です
バルコニーの手すりは太陽熱でお湯が沸かせるバキューム管
雨水タンクもあるし 台所にはコンポスト 下水処理設備は
化学薬品を使わなくていいタイプ
それやこれやで総計すると家のエネルギー供給量は消費量の
4~6倍になるんだそうですが 回転させる為のエネルギーの
説明は書いてありませんでした
結局回転させる為の動力のコストが物凄い気がしますが
とりあえず究極のエコと想定できるものを造ってみたのでしょう
ドイツ人は素晴らしいです