アメリカの司法
鈴木仁志弁護士の「外から見た日本司法の先進性～市民の視点
から見たアメリカ司法の実像」という話をネットで見つけました
アメリカでの裁判がひどい という話です
それは
マクドナルドコーヒー火傷事件というのがありました
それは ある女性が自動車を運転中にマクドナルドで買った
コーヒーを股間にこぼしてしまい 女性器に火傷を負ったので
生殖能力を失ったと主張して損害賠償を請求した事件です
陪審はマクドナルドのコーヒーが他店のものより若干熱く
その苦情があったにもかかわらず 改善を怠っていたとして
原告の女性に対し マクドナルドは約４億円の損害賠償を
支払うように命じました
このような話です
アメリカでの裁判の目的は真実を解明することではなく
紛争を終了させるためにある と大学の教授が教えている
そうです
この教えが正しいのであれば アメリカでは 真実であるか
どうか また正当であるかどうかも別にして 依頼者の利益
だけを実現させば良いことになります
日本の弁護士の使命は 「社会正義の実現」であり
「依頼者の正当な利益」の保護とされています
アメリカでは
「裁判になっても正しい方が勝つとは限らない」
「巧妙に嘘をつくのがうまい フィーの高い弁護士を雇える
金持ちが裁判に勝つことになるのであって 裁判制度は
庶民に不利に働いている」のようです
アメリカの管轄で問題を起こして 裁判になったりすると
お金を持っていないと負けてしまいます
アメリカの指示通りに動いている日本は 司法制度も
いずれこのようになってしまうのでしょうか