危険な万代塀
神社の塀が壊された との相談がありました
近所の中学生が蹴って壊したとのことでした
これは万代塀という昔からある工法で造られた塀で
まずコンクリート製の柱を建てて その間にまた
コンクリート製の薄い板を積んでいくという造り方で
コンクリート製のわりに安価なので 以前はよく見かけ
ましたが 強度に不安がるので最近はほとんど造られて
いません
古くなると脆くなって このように蹴っただけでも
板が折れるぐらい弱いです
中学生にストレスがあって蹴ったとか 考えられて
いましたが このように壊す事ができると 蹴った人の
気持ちがなんとなくわかる気がします
地震がきたら本当に危険なので本当は全て取り替えると
良いのですが かなりのコストになるので なかなか
難しそうです
このような万代塀はあちこちにあるので 本当はもっと
しっかり危険度を調査しなければならないと思います
こっちもね→社長のひとりごと