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つっくんのどうでもいいお話30

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【福井の旅】その4
今年の梅雨は、空梅雨かと思いきや先週あたりから急に暑く湿っぽい毎日となりました。急な気候の変化は年寄りには堪えます(^_^;)。体調管理と食品の管理には気をつけたいと思います。
さて福井の旅のお話も今回が最終回となります。2日目は午前中に東尋坊を訪れました。東尋坊は海食によって海岸の岩肌が削られて出来たものでこの規模を持つものは世界に三箇所だけとのことで国の天然記念物にも指定されています。また名前の由来は、その昔暴れん坊の僧侶が突き落とされたことからその名前を取ってつけられたと言われています。天気も良く海も凪いでいましたので遊覧船に乗って海からも眺めてきました。なかなかシャレたコーヒーショップもありました(笑)。最後に今回の旅の第一の目的である「丸岡城」へ参りました。姫路城や松本城と比べると規模は小さいですが、現存12城のひとつで最古といわれている犬山城と同時期に建立され、こちらのほうが古いという説もあります。合戦時に大蛇が現れて霞を吹き城を隠したという伝説から「霞ヶ城」とも呼ばれています。また築城の際、工事が思うように進まなかった時に息子を士分に取り立てる事を条件に人柱になったが実際には約束は果たされなかったという「人柱お静」の悲しい伝説もあります。天主の屋根は北陸という気候事情から笏谷石(しゃくだにいし)から作られた石瓦で葺かれています。戦時中に改修された折には銅板の入手が困難だったため鯱も瓦と同じ石材で作られていた時期がありましたが、福井の大震災で落下してしまい現在は本来の木彫銅板張りで復元されているそうです。これで近場の犬山城、彦根城、松本城、姫路城と今回の丸岡城で12のうち5城を訪問できました。残った7つは東北の一つを除けば中四国方面です。頑張ります。

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