池ちゃんねる103
私は、私が携わった物件が完成し、お引渡しをする前に、「ひとり見学会」を行います。弊社は、お引渡しの前に カメラマンによる写真撮影を行い、それをアルバムにして お施主様にプレゼントしています。写真撮影の際の家具・小物の飾り付けを 私が担当していますので、そのタイミングで「ひとり見学会」を行います。「決定に辿り着くまでに相当悩んだけど、最高のカタチになった!」「ここの納まりやデザインは狙い通りバッチリ!」「この部分は ○○様のこんな想いがあって、こんな使い方をするって言ってたなぁ」など、お施主様と共に悩んで打ち合わせした内容が実際にカタチになり、その達成感・満足感を味わっています。弊社の建てる住まいは 注文住宅ですので、間取りはもちろん、色・デザインも物件により異なります。完成見学会などで言われることも多いのですが、お施主様のカラーがしっかり出た建物に仕上がり、大変魅力的です。打ち合わせが進む中でどう変わっていき、どのようにして完成まで辿り着いたかの流れを把握していますし、お施主様のマイホームに対する想いがどれ程のものかというのも理解しているつもりです。お施主様の想いがたくさん詰まった住まいは、私の想いも詰まっています。もちろん、自分の家ではありませんので、自己満足と言われればそれまでですが、単純に「仕事」というような割り切り方ができないので、「自分の家ならどうするか?」ということを念頭におき、私の想いを込めた提案・アドバイスをするよう心掛けています。そして、最後の締めくくりとして「ひとり見学会」を行うことで、お施主様のことを心に刻むとともに、打ち合わせの内容を振り返って、今後に役立てるようにしています。「ひとり見学会」は 何回もマイホームを建てているような贅沢な気分になれる、私だけの特権です!